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MISSION 05

mission 01

ABOUT

The 2/3 of the natural forest has disappeared ever since the beginning of the civilization 8,000 years ago.

世界の自然林は文明がはじまった時期とされる8,000年前に比べ、
約2/3が消滅している

70% of the water pollution in the sea, river, lake, pond is caused by domestic wastewater.

海、河川、湖、池、地下水に対する一連の有害な影響は、水質汚染の原因の約70%と言われる家庭からの生活排水。

森林と海は生態系を守る重要な場です。もし地球からこの2つがなくなってしまったら、地球のみなさんは生きていくことができません。森林は今、どんどん減少し劣化しています。それは、地球のみなさんが自分勝手に農園や牧場などに作り替えたり、自然の回復力を無視した焼畑農業を行なったり、必要以上に木々を伐採するなど数え切れないほどの森林の減少・劣化となる行為を行ってきました。さらには、最近頻繁に起こる森林火災も、地球のみなさんの欲望を満たすための活動によって引き起こされていることが明白になっています。1990〜2020年の30年間で178万㎢(日本の国土面積の40倍以上)の森林が減少しています。
一方、地球表面の2/3を覆っている海には、陸上で暮らすすべての生き物を合わせた数よりも多くの生命が存在し、海の生態系に則ってすべての生物が生活しています。にも関わらず、自然界には存在しないプラスチックや工場や生活排水のせいで、水は汚れる一方。沿岸部の行き過ぎた開発や無計画な漁業、地球温暖化による海水温の上昇も重なって、海の生き物がとても暮らし辛い環境になっています。

*1…Global Forest Resources Assessment 2020より



PROBLEM

世界では、2015年以降毎年、東京都の面積と同じくらいの森林(約10万㎢)が失われています。その影響は、“気候変動”という形で現れはじめています。光合成によってCO2を吸収し、温室効果を抑えてくれるはずの木々が減っているのだから、それも当然です。
日本は世界有数の緑豊かな国である一方、世界有数の木材輸入国でもあります。ティッシュペーパー、トイレットペーパー、牛乳パック、紙コップ、チラシ、割り箸など、木材を原料とする身近な紙製品だけでも、日々たくさん消費しています。また、海洋ゴミの中でも、とりわけプラスチックのゴミは深刻な問題です。多くが“使い捨て”であるプラスチックは、すでに1億5,000万トンも海に存在していると言われ、さらに少なくとも年間800万トン(重さにして、ジャンボジェット機50,000機相当*1)が新たに海に流出していると言われています。この美しい森林や海洋を守るために、1人1人できることがあります。まずは身近なことからはじめましょう。

*1…世界に存在するジャンボジェット機(= ボーイング747型)の総数は約1,600機(2020年現在)であり、50,000機は世界のジャンボジェット機の総数の約32倍。

ACTION

森林

大量の森林伐採につながる割り箸使わないようにする

ティッシュやトイレットペーパーを無駄に使わない

違法伐採(*1)された木材や、そうした木材から作られる製品を買わない
その代わりに、法律を守り、持続可能な森林経営を行なっている、信頼された木材を用いて作られた製品を買う
森林認証マークのついたものを選ぶ
出典 : 農林水産省 林野庁 主な森林認証の概要

必要のないDMは送り返す
(未開封のまま“受け取り拒否”と赤い字で書いてポストに投函)

植林、草刈りなどの森林の保全活動に参加する


*1 違法伐採問題…違法伐採とは、それぞれの国の法律に反して行なわれる木々の伐採で、決められた伐採量・方法・樹種等を守らない伐採や、伐採権がない森林の伐採(盗伐)、保護区等の法令を守らない伐採などがあります。違法伐採は生産国での持続可能な森林経営を妨げ、森林の減少・劣化をもたらすだけでなく、伐採した後の植林や森林管理の費用が含まれていない違法伐採木材製品が国際市場で不当に安い価格で流通することにより、輸入国の持続可能な森林経営をも妨げることになります。

海洋

海岸や河川のごみ拾い

ポリエステル製の服はすべてマイクロプラスチックをフィルターできるランドリーバッグに入れて洗う

道端に落ちているプラスチック製品拾う(プラスチックは道端で太陽や雨風に晒されると脆くなり、細かく砕けたプラスチックのかけらは雨で川から海へと流され、マイクロプラスチックとして海を汚染することになる)
水産エコラベルのついたものを選ぶ
出典 : 農林水産省 水産庁 水産エコラベルの普及・推進について

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